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光化学スモッグとオゾン

夏になるとよく発令され、耳にする言葉にコウカガクスモッグというものがあります。

その放送の音だけ聞いていて、何なのか分からずにいたときには高化学スモッグだと思っていました。高い化学って一体なんのことだろう、何かが高濃度になっていて危険なのだろう等と思い、漠然と危機感だけ感じて外出先では最寄りの建物に避難していたものです。後から調べると、高化学ではなく光化学スモッグだという事が分かりました。

産業排気ガスというのは、石油等を燃料として燃やした際に排出されるガスですが、一次的にも人体にとって有害ですが、紫外線が当たる事によってオゾンなどの酸化性物質に変化します。二酸化炭素の増えすぎについても取り沙汰されますが、オゾン層で有名なオゾンというのも大変強い温室効果をもつそうです。いっそのことそこで生成されたオゾンをオゾン層の穴の空いた部分に持っていけばいいのでは?と素人としては思うのですが。

さて、光化学スモッグ(光化学オキシダント)は、人の粘膜を刺激し、目がしばしばしたり喉を痛めたりするだけでなく、農作物にも影響を与えるそうです。

しかし、漠然と思うのは、ガソリンなどの石油をそのまま飲んだら、と考えるとぞっとしますが、その石油が化学変化を重ねたものによる人体の反応が、喉の痛みであったり目の違和感であったり、という比較的ライトに思えるような事なのが、大変興味深いです。

勿論、軽視しようという事ではないのですが、喉や目が痛いというのは誰でも風邪などでお馴染みの症状で、もしもそれだけで済んでしまうのなら、石油そのものより、その二次的な化合物である窒素酸化物よりもマイルドなような気がしてしまうのは私だけなのでしょうか。

さらに気になるのは、オゾン層の破壊に繋がるといわれている産業排気ガスが光化学変化によってオゾンになってしまうという事です。

適材適所というのは全てに当てはまる事なのでしょう。

人体に親和性の高い物質もそうでない物質も、全て自然界から誕生したものです。

環境問題を考え、その細かな部分について知ろうとすればするほど、矛盾とも言えそうな事柄を発見するものです。