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農薬=ダイオキシン=危険は本当?

農薬=ダイオキシン=危険は本当?
農作物と関連して語られる有害物質は、色々なものがありますが、その中でも非常に有名、いや悪名高いのは、ダイオキシンです。特に、1999年にニュース番組で、埼玉県所沢市の野菜がダイオキシンで汚染されている、という報道(結果としては間違った報道)があって以来、農作物にダイオキシンが含まれていないかを気にする人が増えました。そして、ダイオキシンの発生源の一つが農薬だと主張する人もいます。では、ダイオキシンについての報道は何が正しくて、何が間違っているか、一緒に見ていきましょう。

まず、ダイオキシンとは「類似した毒性を持つ有害な物質」である「ダイオキシン類の総称」です。「ダイオキシン」という物質が1つあるのではなく、「似た化学式を持つ物質が複数あり、若干特性は違うものの、総じて有毒なので、ひとまとめにダイオキシンと呼ばれている」のです。その中で特に有名なのが、アメリカ軍がベトナム戦争の際に使った枯葉剤に含まれていた「2,3,7,8-テトラクロロジベンゾパラダイオキシン(TCDD)」という種類のもので、発がん性があり、また体内に入れると奇形児が生まれる確率が高いので有名です。ベトナム戦争時に、枯葉剤が原因で生まれた奇形児の多くは、このTCDDが原因とされ、これ以外にも、体重の減少、肝臓障害、心筋障害、皮膚障害、神経障害などが発症すると言われています。

では、こうしたダイオキシン類は、「農薬に含まれていて危険?」、というとそうではありません。

1.毒性の極めて強いダイオキシン類は現在生産されていない。
TCDDのような毒性が強い物質は、1960年代にベトナム戦争で利用される枯葉剤として、化学メーカーにより生産され、アメリカ軍にのみ納入されていました。しかし、今はそもそも生産されていません。

2.毒性が低いダイオキシン類も現在生産されていません。
TCDDほど毒性は高くはないダイオキシン類は、かつて農薬(除草剤)として利用されていました。一つは、ペンタクロロフェノール(PCP)という物質で、こちらは1986年以後出荷されていません。また、PCPの後継のクロロニトロフェン(CNP)についても、現在はすでに生産されていません。

3.過去に使われた農薬による土壌汚染については議論があるは、実害はゼロ。
ダイオキシン類が含まれた農薬(除草剤)が使われた結果、土壌が汚染され、結果、その土壌で作られた作物にダイオキシン類が含まれている、という点については議論があります。しかし、土壌汚染が原因のダイオキシン害が発生したという例はありません。

4.ダイオキシン類の最大の排出源は焼却施設。
高温で燃焼する際に生成されやすいという特性から、焼却施設が最大のダイオキシン発生源と言われています。しかし、一般のごみ処理施設ではなく、製鋼会社や鉄鋼会社などで使われる特殊な焼却施設です。また、たばこもダイオキシンを発生しているという見解もあります。

まとめますと、そもそも枯葉剤のような強い毒性がある物質は、50年ほど前に、農業用ではなく軍用として生産されており、農薬として利用されていません。また、弱い毒性のダイオキシン類は数十年前に除草剤として生産されていましたが、現在は農薬としての登録がなく生産されていません。よって、「農薬=ダイオキシン=危険」という話は全部嘘だと考えてもらって問題ありません。ダイオキシン類を気にするのであれば、野菜や果物を気にするのではなく、たばこを吸うのをやめたほうが良いでしょう。

ただ、ダイオキシン類が含まれていないからと言って、野菜や果物の表面に他の農薬がついている可能性はゼロではありません。オゾン水で安全に、殺菌消毒してから食べるほうが安全ですね。

洗浄不足は殺菌の邪魔をする

洗浄することの意味
殺菌を行うときに、「殺菌剤だけ使えば大丈夫」と思う人がいるかもしれませんが、実は洗浄も殺菌効果に大きく関わっています。洗浄が微生物に与える影響と殺菌剤に与える影響は以下のようにまとめられます。

①微生物の数を減少させる
②微生物の栄養源を除去する
③洗浄後に施す殺菌剤の効果をより強くする

これだけではわかりにくいので、食材を切り終わったまな板を洗浄•殺菌する場合を考えてみましょう。まず、まな板を洗浄するときには、洗浄剤を使ってスポンジなどでこすり洗いをしますが、この作業によって、まな板についている汚れが取り除かれるだけでなく、目に見えない微生物についても、殺菌はされていませんが一緒に取り除くことができ(物理的除去)、微生物の数を減少させることができます。また、微生物も生き物なので、栄養があれば増えていきます。食品汚れは微生物の栄養源となるので、まな板の食品汚れを洗浄により取り除くことで、微生物の増量を抑えることができます。

洗浄と殺菌はペアの作業

さらに殺菌剤は、微生物に効果があるように作られていますが、汚れなどが残っていると効果が下がってしまう殺菌剤もあります。とくに次亜塩素酸ナトリウムのように、油やタンパク質などの食品由来の汚れと接触すると著しく殺菌力を失う殺菌剤を使用する場合、洗浄が不足していると、期待した効果が得られない可能性があります。

洗浄して余分な汚れを取り除いたほうが、殺菌剤の本来の効果を発揮させることができます。作業者は、「殺菌剤を使って殺菌した」という安心感を持ってしまう可能性がありますが、洗浄あっての話なのです。このように、洗浄しなければ効率的かつ効果的に殺菌を行なうことはできません。十分に洗浄を行ってから殺菌をすることが基本です。洗浄•殺菌を別のものと考えず、「ペアの作業」として考えるといいでしょう。

熱湯消毒をすれば大丈夫か?

正しく行わないと逆効果
昔から、熱湯で消毒(殺菌)するという考え方があります。これは正しい方法なのでしょうか。熱湯で消毒するということは、実にオーソドックスで正しい方法です。食中毒や感染症の原因となるほとんどの細菌やウイルスは、85℃以上で1分間以上加熱すると、死滅(もしくは不活性)します。ただし、熱湯を使う場合には、その使い方が大きな問題となります。現実的には次の三つの理由から、基本的には熱湯消毒はおすすめできません。

①火傷の危険性がある
②熱湯と言っても、かけた段階ですでに急激に温度が下がってしまっている
③内部まで十分に温度が上がっていないと効果がない

熱湯そのものは沸騰していますが、対象物と接すると当然、熱が奪われます。それが50℃を下回るような温度がになってしまっていた場合、殺菌どころか、むしろ微生物にとっては好ましい環境になってしまいます。また、熱湯をかけるということは非常に危険な作業です。食品事業者にはパートやアルバイトなど熟練していない人たちが多く働いています。できるだけ安全な方法で作業を行なうことも大切なことです。

沸騰消毒は効果的

では、内部まで十分に温度が上がっているかどうかはどうやって調べればいいのでしょうか。食品であれば中心温度計を用いて測ることはできますし、実際にそれで定期的にモニタリングすることがあります。しかし、温度計を刺すことができない器具や器材の中心温度は測れません。また内部に空気を抱え込んでいるような、ふきんやタワシは思う以上に中心温度が上がりません。タワシをかなり長い時間、グツグツ煮込んで、その後、ギューっとしぼった煮汁を顕微鏡で観察したことがありますが、細菌がうようよ動いていました。ただし、釜などにやかんや器具などの対象物を入れて沸騰する消毒方法は効果的です。ポイントは熱湯の中にしっかり浸けて沸騰することです。

(参考URL)
調理場における洗浄・消毒マニュアル

未来にきれいな地球を残すために

eco-2

商品についているどんぐりマークを見たことがありすか?
エコマークでもベルマークでもなく、どんぐりマークです!

今、環境にいい商品を目に見える形に表す、「どんぐりマーク」が普及されつつあるんですよ。とても、かわいいキャラクター「どんぐりん」のイラストが目印です。

たとえば、今の時代、オーガニックショップに行かなくても、スーパーやコンビニでも近では大手のコンビニでも、オーガニックコーヒーだったり、環境や体にいい商品が多くみられるようになってきましたよね。そんな生産者が「目に見えない」ところでされている志や努力が、このどんぐりマークで、私たち消費者からみてもわかりやすく目に見えるようにしてくれるのが、このどんぐりマークなんです。

環境版のベルマークを目指してスタートしたのだそう。環境活動を地球のために!と大声をあげて集める必要のないくらい消費者にとってあたりまえに、どんぐり商品を買うことでスムーズにECO活動ができるようにサポートしてくれているんです。

実際にどんぐりポイントはどんなものなんでしょうか?

どんぐりポイント」は、一言でいうと「環境に良い商品」の目印。いろいろな企業や団体が製品やサービスをつくったり、つかったりするときに出てくるCO2の排出量を他の場所で減らしたCO2で埋め合わせ、その製品やサービスのCO2排出量を減らすことで「どんぐりマーク」がつきます。

この「どんぐりマーク」にポイントがついたものが「どんぐりポイント」です。「どんぐりポイント」がついた製品やサービスを選ぶことで、環境への取り組みに力を入れている企業を応援することにもつながります。また、「どんぐりポイント」を集めることで、環境にやさしい取り組みを行っている人たち(どんぐりポイントコミュニティ)を応援することができます。

なるほど!

私たちが商品を選ぶときに、どんぐりマークがついている商品を買うことで、ECO活動に参加することができるんですね。なんて、シンプルで簡単なんでしょう!

せっかく商品を買うなら、環境のために心がけている会社の商品を買いたいものです。でも、一見みただけでは、その背景はわかりませんよね。HPを見てみると、実は、会社でECO活動のためにこんな工夫をしているんですよ、と紹介されていたりします。

そして、はじめて、あー!この会社の商品は環境に優しいんだ!と発見したりすることって多いんですよね。実際、ECOブログを書き始めて、そういったことが何度もありました。かわいらしいキャラクターのマークであらわされると人目で子供も大人もわかるし、愛着がわくから楽しくECOに参加できますよね。なんだか、嬉しくなってしまいます。

実際には、私たちになじみが深い、イオンのお持ち帰り専用カゴ。あのピンク色のカゴです。あれも、実はどんぐりマークがついているんですよ。知らなかったなぁー

バイオマス素材を配合した「バイオ・マイバスケット」といって、2014年3月よりどんぐりマーク商品となったんだそう。また、ソニーのスマートフォン「Xperia」シリーズは、キャンペーン期間限定のどんぐりポイント付き商品となっているんだとか。

商品にマークが貼られているわけではないけれども、ショップの店頭にどんぐりんキャラクターが実際に立ってアピールしたんだそうです。

かわいらしいキャラクターの「どんぐりん」がリーダーになって、みんなをひっぱっていってくれているんですね。企業や私たち生活者を巻きこんで、地域の環境活動を盛り上げてくれているなんて素敵!未来のために、どんぐりマークの商品をどんどん買ってサポートしていきたいですね!

脱臭機で守られるエコもある

みなさん、お部屋などで消臭剤は使われていますか?

消臭剤や芳香剤は薬品なので、最悪、人間や動物に対しそれ自体が「害」になる確率は0ではないでしょう。

あれって、結局、臭いにおいをさらなる強い化学的成分満載の薬品で覆い隠すということですよね?

スプレー式はガスですし、、、

そんなときには脱臭機がおすすめです。

特にオゾン脱臭機がいいです。

そして、脱臭機を使うことで、一般に売られている消臭剤や脱臭剤を使うより全然エコですし、においの元からシャットダウン!

メリットばかりのように思いますが、1つデメリットがあるとすれば、そのお値段ですかね。。。消臭剤も脱臭剤も数百円しますからそれを何度も何度も購入していれば…というのは一応分かってはいるのですが、実際には、、、ねぇ。なかなかどうして行動に移せない私なのでした。職場では脱臭機使っていますがね。。。

光化学スモッグとオゾン

夏になるとよく発令され、耳にする言葉にコウカガクスモッグというものがあります。

その放送の音だけ聞いていて、何なのか分からずにいたときには高化学スモッグだと思っていました。高い化学って一体なんのことだろう、何かが高濃度になっていて危険なのだろう等と思い、漠然と危機感だけ感じて外出先では最寄りの建物に避難していたものです。後から調べると、高化学ではなく光化学スモッグだという事が分かりました。

産業排気ガスというのは、石油等を燃料として燃やした際に排出されるガスですが、一次的にも人体にとって有害ですが、紫外線が当たる事によってオゾンなどの酸化性物質に変化します。二酸化炭素の増えすぎについても取り沙汰されますが、オゾン層で有名なオゾンというのも大変強い温室効果をもつそうです。いっそのことそこで生成されたオゾンをオゾン層の穴の空いた部分に持っていけばいいのでは?と素人としては思うのですが。

さて、光化学スモッグ(光化学オキシダント)は、人の粘膜を刺激し、目がしばしばしたり喉を痛めたりするだけでなく、農作物にも影響を与えるそうです。

しかし、漠然と思うのは、ガソリンなどの石油をそのまま飲んだら、と考えるとぞっとしますが、その石油が化学変化を重ねたものによる人体の反応が、喉の痛みであったり目の違和感であったり、という比較的ライトに思えるような事なのが、大変興味深いです。

勿論、軽視しようという事ではないのですが、喉や目が痛いというのは誰でも風邪などでお馴染みの症状で、もしもそれだけで済んでしまうのなら、石油そのものより、その二次的な化合物である窒素酸化物よりもマイルドなような気がしてしまうのは私だけなのでしょうか。

さらに気になるのは、オゾン層の破壊に繋がるといわれている産業排気ガスが光化学変化によってオゾンになってしまうという事です。

適材適所というのは全てに当てはまる事なのでしょう。

人体に親和性の高い物質もそうでない物質も、全て自然界から誕生したものです。

環境問題を考え、その細かな部分について知ろうとすればするほど、矛盾とも言えそうな事柄を発見するものです。

ミクロ・ごみ問題

環境問題について考える時、個人レベルですぐに出来る事と言えば、ゴミについてです。

しかし、決まった曜日に回収されたゴミが、一体どのような過程を経てどう扱われ、どこへ運ばれるか、それらの事を考え始めると気が遠くなってしまいます。

何に関しても同じことが言えますが、ひとたび何かが気になったとき、一番確実にすっきりする方法は、個人レベルで出来る事をその瞬間から始める事です。

日本はゴミのリサイクル率が世界でもトップクラスだそうです。
そしてゴミの排出量も第一位です。

これを個人に当てはめると、次に数十万円を洋服代に充て、ワンシーズンのみ、数回だけ着たところでその七割程をリサイクルショップに引き取ってもらう人、と言ったところでしょうか。

アパレル業界の経済発展に大変貢献していますね。大量に回転させているという事です。決して良くないことではありません。

しかし、常にトレンドの物をそのシーズンだけ着たい、同じ人に会うのに二度と同じ服は着ないというポリシーを持っているのでなければ、色々と大変な事ではあります。

ゴミについて当てはめるのなら、上に挙げた例の真逆を実行するのが一番シンプルで簡単だと私は考えます。つまり、ゴミになるであろう物を一切購入しない、必要に迫られて購入したのであれば、例えばペットボトル飲料を購入したのであれば、飲み終わったそのボトルは洗い、茶渋などが気にならないレベルまでは水筒として利用してから最後には出先で捨てる。

数十年の単位で着用する衣類と、ワンシーズンのトレンドのものは別に扱い、着なくなったら即リサイクルショップで売るかネットオークションなどで手放す。若しくは食器拭きタオル→台布巾→雑巾の順番でステージダウンさせてから破棄する。
他にも沢山ありますが、まずはこれらの方法でしょうか。

自宅で何かを繰り返し使用するとなったとき問題となるのが、洗うための水の消費についてです。

個人レベルでも社会レベルでも言えるのは、そのリサイクルの為に消費するエネルギーはどのくらいのものなのだろうかという事です。

ゴミの問題が気になったとき、まずは個人レベルで一番エレガントなサイクルを確立させてみることから始めるのがお奨めです。

水族館や動物園で活躍するオゾン技術

水族館はお客さんとして遊びに行くだけならいいのですが、少し冷静に考えると、あの維持管理はとても大変だと思います。海洋水族館は海の近くにあることが多いので、絶えず海水を汲み上げて水槽の水を取り替えて魚を飼っているものと思っていましたが、海から入れた水を循環させ、砂でろ過して再利用しているのがスタンダードだと聞きました。海の生物も海とは切り離されて飼われているのですね。

もちろん、使っているうちに水が汚れてきたり、減ったりしますから、そのときは海水の補給が必要ですが、最近では近くの海の水の汚れが目立ち、遠くまで行かないと良質な水が得られないそうです。そのための採水コストも高く、海水1㎥あたり4,000〜8,000円はかかるそうです。

海水浄化の問題点

最近の水族館や動物園では魚やイルカなどの海獣類の飼育に「オゾン海水浄化システム」が採用されるようになってきました。遊泳プール、公衆浴場、さらには下水処理の再利用など、オゾンは水の浄化に抜群の威力を発揮し、水を透明にするばかりではなく、微生物などを殺菌する力も大きいことがここでも評価されているのです。

水道水やプール水のような淡水とは異なって、オゾンで海水を処理する場合は、海水に含まれている臭素イオンがオゾンと反応して臭素酸化物をつくることに注目する必要があります。臭素酸化物には塩素と同じ消毒効果があります。

この物質は水にいつまでも残りますから魚にとっては有害です。したがって、水族館でオゾンによって海水の浄化を行うには、この臭素酸化物の生成の問題を解決することが必要でした。

こちらもおすすめです。

広がるオゾンの活躍分野
広がるオゾンの活躍分野

なぜ乾燥した室内にカビが?

住宅におけるカビの発生に最も強く影響する環境条件といえば、多くの人が「湿度」を思い浮かべると思います。普通、「湿度」といった場合、それは空気中の水分量を指しますが、カビの発育に使われるのは、カビが取り付いているところ、たとえば、壁や床の表面に存在する水分です。すなわち、カビの発生に関与するのは、相対湿度ではなく、表面湿度なのです。

相対湿度と表面湿度がパラレルに変化するのであれば、この2つを分けて考える必要はありません。しかし、相対湿度と表面湿度の関係は、私たちが想像するほど単純ではなく、ときには別個にみる必要があります。

日本の一般住宅の室内湿度は、年平均30〜60%といわれています。ところが一般環境によくみられるカビの多くは、湿度が80〜90&以上ないと発育できません。この数字だけみると日本の住宅にはカビが生えないことになりますが、現実的にはそんなことはありません。

この矛盾を説明するには、相対湿度と表面湿度を分けて考えるしかありません。

分かりやすい例をあげてみましょう。冬の室内は暖房で乾燥することが多いですが、一方で外気の影響を受ける壁や床、窓などには結露が発生します。この場合、室内の相対湿度は低くても結露の発生した箇所は湿度100%〜になりますので、室内は加湿器を使うほど乾燥していても、結露の発生した箇所はカビが発生するのです。

この場合、カビの発生防止のために室内の相対湿度をさらに下げたとしても、大きな効果はまったく得られないでしょう。表面湿度、つまり結露への対策を考えないとならないからです。

カビ取り剤は塩素で漂白もする?

カビ取り剤は、塩素が主成分になっているものが多いようです。

しかし、カビを殺すだけなら、アルコールなど他の薬剤でも良いはずなのに何故刺激性の強い塩素系の薬剤を使うのでしょうか?

実は塩素にはカビを殺したあと、カビによって付着した色を脱色してきれいに見せる効果があるのです。カビを殺しても、色が残っていると完全にカビが取れた、きれいになったとはなかなか思えません。そこで、塩素の力で脱色することで、カビがとれたと実感できるのです。

しかし、カビの汚染がひどくなると、カビ取り剤で除去したあともそのカビが侵入したときにつけた小さな穴が残ります。その穴に水や汚れが留まるのでカビが再発生しやすいのです。カビ取り剤にむやみに頼るより、初期の段階でカビを除去することがとても大事なのです。

オゾン発生器の安全性について

近年、殺菌・消臭・脱臭を主な目的としてオゾン発生器が販売されています。オゾンは酸化力が高いため、消臭に有効だといえますが、オゾン発生器ということを考えると、その精度や性能、機能については販売メーカーによってさまざまです。

国民生活センターの「家庭用オゾン発生器の安全性」を見てもご理解いただけると思いますが、中には安全ではない製品もあるように感じます。オゾンをオゾン発生器で生成することを考えますと、濃度管理は非常に重要事項であり、その濃度管理が確実に、そして安全に行えない場合、人体等に危険が伴うケースも考えられますので、十分ご注意下さい。

オゾンは気体として存在しますので、目には見えませんが、その濃度が高くなると明らかにオゾン特有の異臭が発生します。オゾン発生器をご購入の際は、そのあたりの点を十二分に加味していただければと思います。

オゾン発生器の安全性につきまして各メーカーにお問い合わせ下さい。

オゾン発生器という選択肢

殺菌・消毒・滅菌の違い

殺菌と消毒・滅菌は違います。

簡単にいうと「殺す」「消す」「死滅させる」です。

私たちの生活の中でも、「殺菌」「消毒」という言葉はよく使われており、多くの人は「殺菌」「消毒」を同じ意味で使っているのではないでしょうか。

医薬品でも、殺菌消毒剤というものがありますが、「殺菌」と「消毒」は少しニュアンスが異なります。

「殺菌」は読んで字のごとく、「菌を殺す」ことを意味しています。「殺菌する」と聞くと、対象のすべての菌を殺したと思いがちですが、そうではなく、地球上に存在するあらゆる菌の中の1種類の菌を1個殺すだけでも「殺菌した」ということになります。

「消毒」は「毒を消す」こと。
つまり、広義には人に有害な物質を除去または無害化することを指します。一般的には、人に有害な病気の原因となる微生物を殺菌するか、あるいは有害な微生物の能力を低下させ、病原性をなくすことをいいます。

「滅菌」は、「菌を死滅させる」ことです。
人に有害か無害かは関係なく対象物に存在しているすべての母性物を殺滅あるいは除去することを意味します。

なお、「殺菌」「消毒」「滅菌」という言葉は薬事法で定められた用語であり、医薬品や医薬部外品として認められたものでした使用できません。